変数を使おう
プログラムでは、データを保存して後から使いたいことがよくあります。このレッスンでは、データを入れておく「変数」の使い方を学びます。
変数とは
変数とは、データを入れておく「箱」のようなものです。プログラムでは、数値や文字列などのデータを変数に保存して、後から使うことができます。
name = "Ruby" puts name # => Ruby
上の例では、name という変数に "Ruby" という文字列を入れています。そして puts name で、変数に入っている値を出力しています。
変数への代入
変数にデータを入れることを代入と呼びます。代入には = を使います。
greeting = "こんにちは" puts greeting # => こんにちは
ここで重要なのは、= は「等しい」という意味ではなく、「代入」の意味だということです。greeting = "こんにちは" は「greeting と "こんにちは" が等しい」ではなく、「greeting に "こんにちは" を代入する」という意味です。
= の左側に変数名、右側に入れたい値を書きます。
language = "Ruby" message = "Hello, World!"
変数名のルール
変数名をつけるときには、いくつかのルールがあります。
小文字とアンダースコアを使う
Ruby では、変数名は小文字で始め、単語を区切るときはアンダースコア(_)を使います。
user_name = "田中" favorite_color = "青"
この書き方をスネークケースと呼びます。
数字は先頭に使えない
変数名の先頭に数字を使うことはできません。
# これはエラーになります 1st_name = "太郎"
数字を含める場合は、先頭以外の場所に書きます。
# これは正しい name1 = "太郎" player2 = "花子"
予約語は使えない
Ruby には、プログラムの構文として使われる予約語があります。例えば if、end、class、def などです。これらは変数名として使えません。
# これはエラーになります end = "終わり"
変数の上書き
変数には、後から別の値を代入することができます。
color = "赤" puts color # => 赤 color = "青" puts color # => 青
最初に color に "赤" を入れましたが、後から "青" を代入したので、2回目の puts では "青" が出力されます。
変数は、最後に代入された値だけを覚えています。
まとめ
- 変数はデータを入れておく箱のようなもの
=は「代入」を意味し、右側の値を左側の変数に入れる- 変数名は小文字で始め、単語はアンダースコアで区切る(スネークケース)
- 変数名の先頭に数字は使えない
- 予約語は変数名に使えない
- 変数は後から上書きできる
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