変数を使おう
プログラムでは、データを保存して後から使うことがよくあります。このレッスンでは、値に名前をつけて保存する「変数」の使い方を学びます。
変数とは
変数とは、データを入れておく「箱」のようなものです。箱に名前をつけて、その中にデータを保存できます。
name = "Python" print(name) # => Python
上のコードでは、name という名前の箱を作り、その中に "Python" という文字列を入れています。print(name) で箱の中身を出力すると、Python と出力されます。
変数への代入
変数にデータを入れることを代入と呼びます。代入には = を使います。
message = "Hello" # 変数 message に "Hello" を代入
ここで重要なのは、= は「等しい」という意味ではなく、「右辺の値を左辺の変数に入れる」 という意味だということです。
# 右辺の "こんにちは" を左辺の greeting に代入する greeting = "こんにちは" print(greeting) # => こんにちは
変数の値を使う
一度変数に値を代入すると、その変数名を書くだけで値を取り出せます。
fruit = "りんご" print(fruit) # => りんご print(fruit) # => りんご(何度でも使える)
変数を使うと、同じ値を何度も書く必要がなくなります。
変数名のルール
Python の変数名には以下のルールがあります。
使える文字
- 英字(a-z, A-Z)
- 数字(0-9)
- アンダースコア(_)
name = "太郎" # OK user_name = "花子" # OK(アンダースコアを使える) age1 = "20" # OK(数字を含められる)
使えない文字・形式
- 数字で始まる名前
- 英字、数字、アンダースコア以外の文字(例:スペース、ハイフン、記号など)
- 予約語(Python が使う特別な単語)
# 以下はすべてエラーになります 1name = "太郎" # 数字で始まっている user-name = "花子" # ハイフンを含んでいる for = "hello" # for は予約語
良い変数名のつけ方
変数名は、中身がわかりやすい名前をつけましょう。
# 良い例:何が入っているかわかる user_name = "田中" message = "こんにちは" # 悪い例:何が入っているかわからない x = "田中" a = "こんにちは"
変数の上書き
変数には、後から別の値を代入し直すことができます。
color = "赤" print(color) # => 赤 color = "青" # 新しい値で上書き print(color) # => 青
上書きすると、前の値は消えて新しい値に置き換わります。
まとめ
- 変数はデータを入れておく「箱」のようなもの
=を使って変数に値を代入する(=は「代入」の意味)- 変数名は英字で始め、英数字とアンダースコアが使える
- 変数は何度でも使え、後から上書きもできる
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