Hello, World!
TypeScript で最初のプログラムを書いてみましょう。console.log() 関数を使って、コンソールに文字列を出力する方法を学びます。
TypeScript とは
TypeScript は、JavaScript に型の仕組みを追加したプログラミング言語です。Microsoft が開発しています。
このコースでは、TypeScript の基本的な文法を学んでいきます。型の詳しい話はあとのレッスンで扱うので、まずはコンソールに文字を出力することから始めましょう。
console.log() 関数とは
TypeScript では、コンソールに何かを出力したいときに console.log() 関数を使います。
// 文字列をコンソールに出力する console.log("Hello, World!"); // => Hello, World!
関数とは、特定の処理を行う命令のことです。console.log() は「出力する」という処理を行う関数です。
関数の括弧の中に渡す値のことを引数(ひきすう)と呼びます。上の例では "Hello, World!" が引数です。console.log() 関数は、引数として受け取った値をコンソールに出力します。
厳密には console.log() は「メソッド」と呼ばれるものですが、このコースでは分かりやすさのために「関数」と呼ぶことにします。
文字列とクォーテーション
"Hello" のような文字の並びを文字列と呼びます。TypeScript では、文字列を書くときにクォーテーション(引用符)で囲む必要があります。
ダブルクォーテーション(")を使う
console.log("こんにちは"); // => こんにちは
シングルクォーテーション(')を使う
console.log('こんにちは'); // => こんにちは
どちらを使っても同じ結果になります。
なぜクォーテーションが必要なのか
クォーテーションがないと、TypeScript はそれを文字列ではなく、プログラムの命令として解釈しようとします。
// これはエラーになる console.log(Hello); // => error TS2304: Cannot find name 'Hello'.
上のコードは「Hello という名前の何か」を探そうとしてエラーになります。文字列として扱いたい場合は、必ずクォーテーションで囲みましょう。
// 正しい書き方 console.log("Hello"); // => Hello
セミコロンについて
TypeScript では、文の末尾にセミコロン(;)を付けます。
console.log("Hello, World!");
セミコロンは「この文はここで終わり」という区切りを示します。省略してもエラーにならないことが多いですが、このコースではセミコロンを付けるスタイルで進めます。
いろいろな文字列を出力してみよう
console.log() 関数を使えば、どんな文字列でも出力できます。
console.log("TypeScript を始めよう!"); // => TypeScript を始めよう! console.log("今日の天気は晴れです"); // => 今日の天気は晴れです console.log("1 + 1 = 2"); // => 1 + 1 = 2
まとめ
console.log()関数を使って、コンソールに文字列を出力できる- 文字列はダブルクォーテーション(
")またはシングルクォーテーション(')で囲む - 文の末尾にはセミコロン(
;)を付ける
演習に挑戦